2023.11.02

【季節の変わり目のスキンケア】ゆらぎ肌で悩む季節に気を付けたいこと

「季節の変わり目はいつも、肌の調子がイマイチになるけど、どうしたらいいのか分からない」

と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

季節の変わり目はいろいろな原因で肌がゆらぎやすい時期です。

本記事では、季節の変わり目にゆらぎ肌になる原因や、この時期に気を付けたいスキンケア方法について説明していきます。

肌のゆらぎでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

季節の変わり目に肌がゆらぐのはどうして？

季節の変わり目になると、なんとなく肌の調子がイマイチなことってありますよね。ここでは、ゆらぎ肌を起こす原因について解説します。

季節の変わり目に肌の調子が悪くなることを「ゆらぎ肌」と呼んでいます。ゆらぎ肌とは、様々な原因で肌のバリア機能が低下し、敏感になっている状態のことです。

冬から暖かい季節に向かう春は、花粉や黄砂、朝晩の気温の変化の大きさが原因で、肌の調子が乱れます。

空気が乾燥し、だんだんと気温が下がっていく秋は、乾燥や朝晩の気温の変化がゆらぎ肌の原因です。夏に浴びた紫外線の影響で、肌のくすみを感じることもあります。

また、季節に関係なく考えられるものは、生活習慣の乱れやストレスです。

ここからは季節の変わり目において、気を付けるべきスキンケアのポイントについてお伝えします。

肌がゆらいでいる時期は、肌のバリア機能が低下し敏感な状態になっています。

したがって、化粧水をつけるときは、手でやさしく包み込むようにしましょう。コットンを使用する場合は、なるべくこすらずに、肌をやさしくパッティングするようにしてください。

洗いすぎを防ぐため、洗顔はぬるま湯で行いましょう。タオルで顔を拭くときは、ゴシゴシこすらないように気を付けてください。

洗顔から化粧品で肌を整えるまで、スキンケアの全ての工程で肌の摩擦を最小限に心掛けることがポイントです。

スキンケアに使用するアイテムは「保湿タイプ」のものを選びましょう。

たとえば、高保湿の化粧水でたっぷり肌を潤した後、仕上げにクリーム塗るといったシンプルケアといったように、肌のゆらぎを感じる時期は、アイテム数を減らした最小限のケアでもＯＫです。

ただし、化粧水で肌に水分を与えた後は、乳液やクリームで潤いのフタをするのを忘れずにしてください。

秋は夏の日差しが落ち着き、過ごしやすく感じる季節です。

しかし、気象庁のデータによると、3,4月の紫外線（UV-B）量と9,10月の紫外線量はほぼ同じなので、まだまだ油断は禁物です。

参考：気象庁｜日積算UV-B量の月平均値の数値データ表

https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/uvb_monthave_tsu.html

紫外線を浴びすぎると、日焼けやシミ・そばかす、肌のくすみの原因にもなります。

秋も引き続き、紫外線対策はしっかり行いましょう。特に、行楽シーズンは屋外で過ごす時間も増える季節です。うっかり日焼けに注意してくださいね。

化粧品を付けたり日焼け対策をしたりと、外からできる対策だけがスキンケアではありません。お肌の調子は日々の生活やストレスも関係しているのです。

ここではインナーからできる、ゆらぎ肌対策を説明していきます。

ゆらぎ肌の原因として「ターンオーバーの乱れ」があります。ターンオーバーとは、肌が生まれ変わるサイクルのことです。

ターンオーバーが乱れたまま放っておくと、肌のバリア機能の低下につながり、ゆらぎ肌の原因にもなってしまいます。

ターンオーバーを整えるには、生活習慣を整えることが大切。

3食バランスの取れた食事を心掛け、睡眠はしっかり取りましょう。30分ほどのウォーキングなど、適度な運動も大事です。

ストレスも肌の調子を悪くしてしまう原因です。

仕事や人間関係がうまくいかないことによる気分的なストレスはもちろん、季節の変わり目は無意識のうちに、身体が環境に合わそうとストレスを感じています。

「お肌が疲れているかも」「体がだるい気がする」など、心と身体からのサインを感じたら、自分を労わる時間を取ってみてください。

お風呂にゆっくり浸かる、読書をするなど、SNSから離れる時間を取って、心も身体もリラックスするひと時を作りましょう。

季節の変わり目に気を付けたいスキンケアのポイントについてお伝えしました。

スキンケアアイテムは、高保湿なものを選びましょう。肌への摩擦は最小限にとどめてダメージを減らすことが大切です。